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自動運転開発者はなぜ蒼に転職したのか

栁澤名由太

開発部部長

経歴

京都大学大学院理学研究科博士課程修了、博士(理学)。専門は理論計算機科学。大阪大学招聘教員

大学院修了後は、DeNAでSREとして大規模ゲームプラットフォームの開発・運用に携わりました。その後、freeeで認証基盤の開発とDBRE(Database Reliability Engineering)チームの立ち上げを経験し、MariaDBでストレージエンジン開発チームのチームリードを務めました。直近の3年半はトヨタで自動運転系のR&D、特に自動評価技術の研究開発に取り組んでいました。

トヨタでの3年半

前職のトヨタは、「一生ここで働く」ことが選択肢になるほどいい環境でした。

まず、インパクトの大きさが際立っていました。トヨタのシステムを改善すれば、それは日本国内だけでなく、世界規模で行き渡ります。レバレッジが大きく効く環境で働けるのは、純粋にやりがいがあります。私自身、大きなシステムに貢献することに喜びを感じるタイプなので、その点は非常にフィットしていました。

企業体力がある分、研究開発でやりたいことを実現するリソースも潤沢でした。仕事の成果としては自動運転システムの自動評価技術を、実際のプロダクトに活かすところまで持っていけました。量産開発部署の方々と粘り強く対話を重ね、自分達が作ったものを開発プロセスに織り込むことができたのは大きな達成でした。

チームとして動く中で、付いてきてくれたメンバー達も優秀で信頼できる人達でしたし、量産開発部署の方々からのフィードバックを通じてずいぶん育ててもらいました。「いい車を作る」という根本の気持ちは共通していて、「話せばわかる」、そういう環境でした。

転職を考えたきっかけ

結果は出せていましたし、評価もしていただきました。ただ、冷静に見返してみると、貢献できたのは社内の一つの量産部署の開発プロセスに対してだけでした。

トヨタでは、先行開発(R&D)と量産開発は別組織になっており、研究成果を実際の製品に織り込むには、量産開発部署にその技術を「売り込む」必要がありました。つまり、同じ会社の中にいながら、ベンダーのような動き方を求められる場面が少なくない。それ自体は自分を成長させてくれるいい経験でしたが、「だったらいっそ本当にベンダー側に身を置いた方が、もっと多くの現場にインパクトを届けられるのではないか」と考えるようになりました。

そのタイミングで、DeNAの新卒同期でもある創業者の橋本さん・小林さんから声をかけてもらいました。当初は、規模の小さなベンチャー企業に身を置くことに消極的でしたが、会話を重ねるうちに考えが変わっていきました。

転職を決めた理由

トヨタは「一生ここで働くかもしれない」と思えるほどの企業だったので、正直かなり迷いました。それでも蒼に転職することを決めたのは、次の理由からです。

  1. 「この会社は勝てる」という確信が持てた
    事業領域の選択とプロダクトの方向性から、会社として大きく成長する、世の中に大きなインパクトを残せると心から思えました。入社前の時点ですでに沢山の会社にサービスを利用いただいていましたが、「今の時点でこれだけ売れているなら、自分が入ってさらに磨けばもっと売れるはずだ」と素直に思えました。
  2. 待遇面
    待遇面での不安は少なからずありましたが、トヨタと同等以上の待遇を提示してもらえました。加えて、ストックオプション制度もあります。また、居住地についても柔軟に対応してもらえました。 関西に家族との家を持ちながら、週3~4日ほどは東京に借りたマンションから品川のオフィスに出社しています。関西在住のまま受け入れてもらえたことも、現実的な意味で大きなポイントでした。
  3. 一緒に働くメンバー
    DeNA時代の新卒同期エンジニア達が集まっていました。一緒に働いたことのあるメンバーならば、どんな活躍をするのか想像しやすく、「この会社は勝てる」と思うのと同時に、「いいチームになる」という確信も持てました。

入社後にやっていること

開発部 部長として、大規模DX案件の推進、技術戦略の策定、開発組織のマネジメントを担っています。部長という役割ではありますが、まだまだ手を動かすことも続けており、バックエンドの設計・開発にも直接関わっています。

どんな人と一緒に働きたいか

一言で言えば、成果に徹底的にこだわることが出来る人です。成果を出すために何が必要かを自律的に考え、行動できる人。

一緒にインパクトのある仕事をやってくれる人を待っています!